借金相談は司法書士に頼んでもいいの?そのメリットは?

借金相談は司法書士に頼んでもいいの?そのメリットは?

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2018.06.18

借金で苦しいときは専門家に相談を

借金相談は弁護士か司法書士が基本

借金の返済に追われて生活が苦しい、業者の取り立てで精神を病みそうだ、家族まで苦しめている。借金問題はつらいものです。自分で解決できるならまだいいのですが、それが難しそうなら専門家に頼んで解決への道筋をつけてもらうという選択肢もあります。というよりも、手遅れになってにっちもさっちもいかなくなる前にそうするべきでしょう。

では、誰に相談するべきかという点ですが、通常は法律の専門家である弁護士か司法書士となります。しかし、そのどちらを選べばいいのでしょうか。これについてはケースバイケースであり、一概にはいえませんが、なかには司法書士に頼んだ方がいい場合もあります。そこで弁護士と比較しながら司法書士に依頼するメリットを考えてみましょう。

相手との交渉や訴訟は代理人を立てて

まずは弁護士・司法書士にかかわらず、専門家に依頼するメリットについて整理します。

  • 業者の取り立てを止めることができる
  • 借金を減らしたり払いすぎた利息を返してもらえたりする
  • 面倒な書類作成などもしてもらえる

こうした、素人では難しいことを専門家は代わりに行ってくれます。特に債務整理の段階まで行くと借金の減額や帳消しという話になります。相手となる貸金業者等にとっては、貸した金が戻ってこないことになりかねないのですんなり納得するはずがありません。そのような意味でも、本人ではなく法律にくわしい代理人を立てて債権者と交渉する必要があります。

弁護士と司法書士、それぞれにできること

では、弁護士にできることと司法書士にできることをざっくり整理してみます。弁護士は基本的にあらゆる訴訟やその他の法律業務一般を行えます。また、弁理士や税理士の業務を行えるなど、守備範囲が非常に広いのが特徴です。一方の司法書士の業務範囲はやや限定的で、概略は次のようになっています。

  • 登記や供託手続きの代理
  • 地方法務局等に提出する書類作成
  • 裁判所や検察庁に提出する書類の作成
  • 所定の研修を受けて審査にパスし、法務大臣の認定を受けた認定司法書士は簡易裁判所における140万円以下の訴訟や調停などの代理

などです。

最大のメリットは「費用が安くなる可能性がある」こと

弁護士に頼むより安くなることがあるので比較を

上記のように弁護士に比べると司法書士の守備範囲は狭いのですが、それでも借金問題の解決を司法書士に依頼することにはメリットがあります。それは「費用が安くなる可能性がある」ことです。具体的な金額はケースにもよるので一概にはいえませんが、弁護士に頼むよりも安くなることがありますので、実際に依頼する場合には事前に比較検討する価値は十分あります。

金額が140万円以下なら司法書士もあり

では、どんなケースなら司法書士に頼んだ方がいいのかというと、あまり高額でない案件、具体的には貸金業者1社あたりの金額が140万円以下のケースなら認定司法書士に限って訴訟の代理人を務めることができます。また、過払い金の場合も1社あたり140万円以下なら扱えることになっています。

ただし、貸金業者相手の訴訟で出た判決が第一審で確定せず、控訴で二審に進んだ場合は認定司法書士といえども代理人を務めることができません。これは認定司法書士が代理人を務めることができるのが簡易裁判所に限られているためであり、二審以降からは地方裁判所等で扱われるためです。

高額だったり地裁扱いだったりすると書類作成のみ

借金額が140万円を超える場合や、個人再生、自己破産によって問題を解決しようという場合は地方裁判所の扱いとなるため、司法書士は代理人になることができません。できるのは裁判所へ提出する書類の作成のみになるので、裁判所とのやりとりは本人が行うことになります。

相談料や依頼料が無料のところも

基本的に借金でお金に困っている人が来るため、多くの司法書士事務所が最初の相談料を無料に設定しています。また、同じような理由で着手金や依頼料など、正式に司法書士に依頼した際にかかる費用を無料に設定しているところもあります。
ただ、これらの費用を有料にしている事務所もあるので、やはり事前に確認する方が安心です。

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