ショッピングリボ払いを設定している場合に過払い金請求はできるか

ショッピングリボ払いを設定している場合に過払い金請求はできるか

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2019.01.03

 
 
 
 

 
 
 
 

キャッシング並の利息を発生させるのがショッピングリボ払いであり、毎月のカード払いを困難にしてしまいます。そんなときはキャッシングと同様に債務整理ができますが、過払い金請求に関しては注意点があります。カードの使い方によって回収できる場合・できない場合があるのです。クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があり、どちらを使用していたかが鍵となります。

 
 

クレジットカードで過払い金請求ができるケースとは

 
 

クレジットカードの利用は借金には該当しないと言われる理由は、支払代行に分類されるためです。利用者がカードで商品を購入した店舗に対して、カード会社が料金の立替払いをしてくれます。それから利用者に料金を請求する仕組みになっているため、ローンとは区別されているのです。ただショッピングリボ払いを選んで長期支払いをすると、消費者金融のキャッシングに匹敵する利息が発生します。この場合も正確にはローンではありませんが、長期支払いに加えて利息が発生するので実質的な借金になります。延滞すればカードの利用を止められますし、支払いをするまで催促をされるでしょう。
 
 

滞納が続いて解消する手段がないときは、キャッシングなどの借金と同様に債務整理が必要となります。キャッシングは過去にグレーゾーン金利で借入していた場合、過払い金請求で払いすぎた利息を取り戻すことが可能です。ただショッピングリボ払いに関してはあくまで支払代行に属するため、過払い金という概念が存在していません。任意整理をすれば将来の利息はカットできますが、過払い金を回収することはできないのです。ただしクレジットカードのキャッシング枠を利用している場合は、消費者金融からのキャッシングと同様に過払い金請求ができます。最近のクレジットカードにはキャッシング枠が付帯されていることが多く、利用者が気づいていないケースはよく見られます。
 
 

カードの契約書類を確認し、ショッピング枠とは別枠が用意されていた場合はキャッシングの利用ができると考えてよいでしょう。これはクレジットカードがローンカードの代用となり、提携ATMで借入・返済ができる仕組みです。また借入はATMで返済は口座引き落としに設定されたタイプもあり、これは追加返済をしにくいので利息が雪だるま式に膨らんでいく性質があります。クレジットカードの利用明細をチェックし、過去にキャッシング枠で20.0%以上で借入していれば過払い金請求ができると考えてください。現在において20.0%を超える金利は認められていませんが、かつては29.2%まで黙認されていました。この差額分のグレーゾーン利息を法的に回収できるわけです。
 
 

キャッシング枠の過払い金請求をしてキャッシング枠がゼロになり、さらに過払い金が余った場合はショッピングリボ払い枠と相殺できます。例えばキャッシング枠50万円、ショッピング枠50万円の状態で過払い金が100万円戻ってきた場合は、カードの利用状況は差し引きゼロになるわけです。過払い金請求が債務整理と比べて優れているのはブラックリストに登録されないことです。ただし過払い金請求をしたカード会社のカードは使用不可となるため、新しく他社のクレジットカードを作るなどの対策が必要になります。例えば公共料金の支払い用に設定していた場合、口座振替の変更手続きをしなくてはいけません。過払い金請求には一定のデメリットはありますが、過払い金が戻ってくるメリットと比べれば些細なものです。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

ショッピングリボ払いと過払い金請求の関係

 
 

利息が最も増えやすいカード払いの方法がショッピングリボ払いです。高額な利息が発生するため、支払いを続けられなくなって債務整理する方は少なくありません。ただ過払い金請求に関してはショッピングリボ払いは対象外となり、あくまでキャッシング枠を利用していた場合に限定されます。グレーゾーンで借入していた場合において法的に回収できるのです。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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