パチンコ行きたいという気持ちを抑えられずに大きな借金を作っても解決方法はある

パチンコ行きたいという気持ちを抑えられずに大きな借金を作っても解決方法はある

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2018.08.04

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

パチンコはお小遣いの範囲で楽しむのであればまったく問題になりませんが、パチンコを打たないと気持ちが落ち着かないという心理状況に陥ってしまうと、お小遣いの範囲ではとても間に合わず、最終的に借金をしながら打つようになるケースが多いです。
基本的に打てば打つほど負ける金額が増えていくので、借金も雪だるま式に増えていくことになり、多重債務で行き詰まってしまいます。こうなってしまうと法律を用いての解決を図らないと生活を立て直すのは難しいです。

 
 

パチンコで作った借金をパチンコで勝った金で返すのは難しい

 
 

四六時中、「パチンコ行きたい」と考えているような人は、よく「パチンコで負けても、勝てば取り返せる」と本気で信じ込んでいます。長くパチンコを打っている人の場合、お金に換算して10万円程度勝ったり、あるいは一週間続けて勝ったりと、大勝ち経験がそれなりにあるので楽観的に考えがちなのです。しかし、そう簡単にはいきません。なぜかというと、ギャンブルには控除率が存在するからです。

 
 

控除率とはギャンブルの賭け金をどれぐらいの割合で胴元が得るのかという指標です。たとえば宝くじの場合、控除率は50パーセントになっています。客が一万円分のくじを購入した場合、その時点で五千円は確実に宝くじの運営元に入るのです。客に還元されるのも同じ50パーセントということになるので、宝くじを延々買い続けたとしても、ほとんどの人はくじの購入金額の半分程度の当選金しか得られず、損をすることになります。

 
 

では、パチンコの控除率はどれぐらいなのかというと、店によって異なりますが公営ギャンブルや宝くじなどと比べればかなり低く、10パーセントから20パーセント程度といったところです。したがって、客に還元されるお金は多くなりますし、それだけ勝つことも多くなります。パチンコを打ったことが少ない人であれば、トータルで儲かっていることも珍しくないでしょう。ただ、打てば打つほど確率は収束していくので、賭けた金額の80パーセントから90パーセント程度しか得られず、トータルでは負けということになってしまうのです。

 
 

これがパチンコの借金をパチンコで返すことができない理由です。賭けた金額の90パーセントしか得られないのであれば、賭け金が3000万円なら2700万円ということになり、赤字は300万円とかなりの高額になります。この300万円を補填するために借金をして、さらにパチンコを続けていけばいずれ破綻してしまうのは必然ということになるでしょう。”

 
 

 
 

 
 

 
 

パチンコ依存症になってしまった人は仕事をおろそかにしやすい

 
 

パチンコ行きたいという気持ちが離れない人には、もう一つの問題があります。それは仕事がおろそかになりやすいということです。たとえば、取引先の人と外で待ち合わせをしているという状況で、相手がくるまで時間があるのでパチンコをやろうということになり、やっているうちに熱くなってしまって待ち合わせ時間を失念し、相手を怒らせてしまう。そんなトラブルを繰り返すようになります。

 
 

仕事をうまくこなすことができなければ給料が下がる、あるいは解雇されてしまうことになりかねず、そうなったらますます借金を返済するのは困難になり、新たな借金で現在の借金を返そうとするか、あるいはパチンコで返そうとして余計にのめりこむことになってしまうでしょう。こういう状態で借金を完済するのはとても困難です。金額にもよりますが、年収と同額程度の多重債務を抱えてしまった場合、家族が代わりに返済してくれるというケースを除き、完済はほぼ無理といっていいでしょう。

 
 

ただ、解決方法はゼロではありません。パチンコをやめて、債務整理をすれば完済できる可能性はあります。パチンコをやめることと債務整理を行うのはセットとして考えるべきであり、パチンコを続けながら債務整理をするという方法だと一時しのぎにしかなりかねないので注意しましょう。というのは、お金を数百万円も借りてまでパチンコを打っていた人が、債務整理をしたからという理由で心を入れ替え、お小遣いの範囲内でパチンコを楽しむようになるということはまずあり得ないからです。パチンコをやめるための治療を行い、そして実際にパチンコをやめない限り、再び借金をして多重債務に陥る確率はかなり高いといえます。

 
 

依存症の治療と債務整理をあわせて進めていこう

 
 

パチンコ依存症から回復するためにはどうすればいいのでしょうか。やはり、専門の病院へ行くのが一番いい方法です。強い意志で「パチンコはもうやめる」と思っていればやめられるだろうというのは、かなり甘い考えです。実際、パチンコで大負けして、「もう金輪際打たない」と言い切っていたにもかかわらず、次の日になったら普通にパチンコを打っている人というのは珍しくありません。依存症になるというのは、そういうことなのです。

 
 

治療と並行して債務整理も行うようにしましょう。まず、自分のケースにあった整理方法を探す必要があります。パチンコにのめり込んだことが理由で仕事をやめ、収入がないというのであれば、元金だけを返済するという任意整理は難しいので、自己破産を選んだ方がいいでしょう。パチンコなどのギャンブルによる借金の場合、自己破産はできないなどといわれることがありますが、そんなことはありません。

 
 

もちろん、返すつもりが一切ないのに借金をし、実際、一円も返済することなく、借りたお金をすべてギャンブルに使ったといった悪質なケースでは免責されないこともありますが、ついパチンコにはまってしまい、だんだん借金が膨らんで返せなくなったといった、悪意のないケースなら大抵認められます。そのため、パチンコによる借金だからといって債務整理を諦めないようにしましょう。

 
 

もし、自分のケースでは自己破産できるのか不安という心配を抱えているのであれば、弁護士などの専門家に相談すべきです。弁護士への相談料は30分で5000円というのが相場ですが、ギャンプルによる借金問題の相談の場合、無料で話を聞いてくれる弁護士も少なくありません。たとえば、市町村の役所で無料相談コーナーを設けていたり、あるいは電話相談の窓口があるので探してみましょう。

 
 

定収入があり、債務整理を公にしたくないというのであれば、任意整理がいいでしょう。任意整理の場合、借金の理由がパチンコによるものであっても、それが原因となって拒否されることはありません。裁判所に対して、「なぜ借金をしたのか」という理由を提出しなければならない自己破産と違い、理由や謝罪といったものは求められないからです。

 
 

任意整理は弁護士や司法書士などの代理人を介した交渉の方が成功率が高く、また債務者に有利な条件で和解できるので、できる限り、そうした方がいいでしょう。債務者自ら債権者と交渉するということもできなくはないですが、仮に和解できたとしても、元金とあわせてこれまで発生した利息や遅延損害金、すべてを返済しなければならないといった条件になってしまい、ほとんど状況が変わらない可能性が高いです。

 
 

まとめ

 
 

パチンコの愛好者の中には、「打っている間、嫌なことを忘れられるのがいい」という人が少なくありません。しかし、パチンコによって大きな借金を作ってしまい、その現実から目を背けるためにパチンコを打ち続けるというのは避けるべきです。いずれ借金すらできなくなったとき、家族の生活費にまで手をつけてしまい、その結果、家族を巻き込んで状況を悪化させることになりかねません。
恥ずかしいかもしれませんが、家族、友人、あるいは弁護士などに相談し、依存症の治療と借金の返済に取り組みましょう。基本的に借金による失敗はやり直せる仕組みになっています。

 
 

 
 

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