多重債務で苦しくても悪徳消費者金融や闇金からは絶対借りてはいけない

多重債務で苦しくても悪徳消費者金融や闇金からは絶対借りてはいけない

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2018.10.29

 
 
 
 

 
 
 
 

複数のカードローン会社、そしてクレジットカードから多額のお金を借りるようになると、元金の返済だけでも難しくなり、やがて返済を遅らせて一日に何度も督促の電話がかかってくるような状態になります。当然、心理的に追い込まれますが、そういうときに忍び寄ってくるのが闇金です。直前に迫った返済をなんとかするために、簡単に借りられそうという理由で闇金と認識せずに借りてしまうと、事態はさらに悪化します。

 
 

闇金業者は債務者の家族からも取り立てを行おうとする

 
 

闇金とはそもそもどういうものなのかわからないという人もいるでしょう。簡単に説明すると、都道府県からの許可を受けず、法定利息を無視して貸しつけ、恫喝などを交えた厳しい取り立てを行う非合法的な貸金業者です。
なぜ、きちんとしたカードローン会社やクレジットカード会社がたくさん存在するのに、非合法な闇金が成り立つのかというと、多重債務者の多くは最終的にまともな貸金業者からはお金を借りられなくなってしまうからです。しかし、闇金業者はそういった人に対しても、融資を行うことが少なくありません。借金でどうにもならなくなっているような人にお金を貸すのは、債務者の親兄弟、あるいは配偶者からの取り立てが選択肢にあるからです。
 
 
都道府県からの許可を受けて経営されている貸金業者の場合、当然、貸金業者として法律で定められているルールを守ります。そのルールの中に、債務者以外の家族から取り立てを行ってはならないというものがあります。つまり、債務者が妻で、夫と同居している場合、夫が妻の保証人でなければ債権者は夫から取り立てることはできないのです。

 
 

しかし、闇金業者はそのようなルールは無視するので、夫がいれば、夫の職場に何度も電話をかけるなどして妻が借りたお金を払うように言ってきますし、妻の実家に電話をかけて、親に払わせようともします。電話に出なければ直接押しかけてくることもあり、彼らから逃れるには文字通り、夜逃げするしかありません。債務者本人は逃げたとしても、親兄弟が残っていれば彼らへの取り立ては続くので、一族が被害に遭うことになります。
このような闇金被害を避ける対処法は、彼らとはかかわらない。それしかありません。

 
 

法定利息を上回る利率で融資を申し出る業者は確実に悪徳業者

 
 

では、闇金業者からお金を借りないようにするために、彼らを正規の貸金業者と見分ける方法としてどのようなものがあるのでしょうか。まず、わかりやすいのが金利です。たとえば、貸金業者が客に50万円を貸す場合、その年利は必ず18パーセントまでと法律で決められていますが、闇金業者は年利換算で数千パーセントといった途方もない利率を設定してきます。
 
 

闇金の融資システムとして有名なものに「トイチ」と呼ばれるものがあります。これは「10日で利息が一割」という意味で、10万円を借りたら10日後に利息が1万円になりますが、これを年利に直すと3000パーセントを超えるのです。借金地獄に陥って督促に追い立てられて正常な判断ができない状況では、そういった年利でも借りられればありがたいということで手を出そうとしてしまうかもしれませんが、それは身の破滅につながりかねません。すぐに口座に振り込みますといった甘い言葉をかけてきたとしても、契約内容を聞いて利率が法外であれば絶対に断るようにしましょう。

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

連絡先が携帯電話になっていたり、審査が極端に緩い業者には要注意

 
 

闇金は雑誌や新聞に広告を出したり、電柱にチラシを貼ることもあります。こうしたことは一般的な貸金業者も行うことがあるので見分け方が難しく感じるかもしれませんが、実はそんなに難しくありません。というのは、闇金の広告には特徴があるからです。
まず、所在地が一切書かれておらず、連絡先が携帯電話という業者は闇金と考えてほぼ間違いありません。正規の貸金業者がそこまで情報を隠す必要はないからです。闇金業者は所在地がばれれば、警察に摘発される可能性があるので身元を隠そうとして、最低限の情報しか出さないわけです。
 
 

また、審査について曖昧なことが書かれている、あるいはどんな人でも融資するといったことが書かれている場合も闇金の可能性があります。闇金の広告によく書かれている言葉に「人柄重視」というものがありますが、正規の貸金業者が客の人柄だけを考えてお金を貸すか決めるということは絶対にありません。返済能力の有無が一番大事だからです。

 
 

闇金業者はとにかくお金を貸しまくって、強引な取り立てを行って利益を出すというシステムで営業しているため、客本人の返済能力についての審査はかなり緩いです。その分、親兄弟や配偶者についての情報は根掘り葉掘り聞いてきます。
融資を行う条件として、免許証の提出を求めたり、携帯電話を預けるように言ってくる業者もありますが、これは完全に闇金といえます。こうした闇金は普通の闇金と比べてさらにたちが悪く、オレオレ詐欺グループと連携している可能性があり、客から没収した携帯電話で詐欺の電話をかけたりするので絶対にかかわってはいけません。

 
 

返せない借金があっても別の借金で解決しようとせず専門家に相談を

 
 

多重債務に陥って督促され続けてつらいというのであれば、闇金業者からでも金を借りてそれを返済に充てるのではなく、債務整理で解決するようにしましょう。借金を借金で返しても、それは単なる一時しのぎでなんの解決にもなりません。
どれだけ多額の借金があったとしても、すべての借入先が合法的な業者であれば自己破産はそれほど難しくありません。まずは、専門家に相談してみましょう。

 
 
 
 

 
 

 
 

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