自己破産の裁判の対策はどうすればよいか?免責審尋と陳述書(反省文)の注意点とは

自己破産の裁判の対策はどうすればよいか?免責審尋と陳述書(反省文)の注意点とは

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2018.12.08

 
 
 
 

 
 
 
 

借金問題を解決するための方法の1つとして自己破産があります。言葉の響きから、あまり良くないイメージを持っている人も多いかもしれませんが、自己破産することで全ての債務の支払い義務からは解放されます。こちらでは、自己破産決定がなされるまでの流れや必要となる提出書類、手続きにおける注意点などについてお伝えします。

 
 

自己破産手続きの流れ

 
 

自己破産の手続きは、実は債務者本人が行うことも可能です。しかし、準備しなければならない書面の内容が煩雑であったり、裁判所に出向かなければならなかったりと、スムーズに進めることはなかなか難しいのが実情です。経験豊富な弁護士に相談をして、手続きを代行してもらう方が良いと言えます。手続きの面以外にも、弁護士に依頼をすることには利点があり、弁護士から債権者に対して通知を送ることで、債務者に対する借金取り立てがストップするのです。取り立てに苦しんでいる債務者からすると、非常に大きなメリットとなります。
 
 

では、自己破産手続きを弁護士に依頼したとして、以降の手続きはどのように進んでいくのでしょうか。大まかな流れは以下のようになります。まず、必要書類の準備を行います。この書類の種類は裁判所によっても異なる場合がありますが、主なものに、破産手続き開始及び免責申立書、陳述書、債権者一覧表、資産目録や家計状況を表す書面などがあります。他に、本籍地記載の住民票や戸籍謄本も必要です。また、預金通帳の写しや賃貸契約書、自動車の査定書など、その人の資産や収入状況を補足するものとして様々な書類を準備することになります。
 
 

書類が準備できたら裁判所へ提出し、受付を済ませます。その際、裁判官と面接も行われます。これは即日面接と言い、弁護士が代行できますので債務者の出席は必要ありません。同じ日の午後5時に「破産手続開始決定・同時廃止決定」が裁判所から出され、そのタイミングで免責審尋期日が決まります。免責審尋期日は受付から大体2ヶ月後です。この日には、債務者は弁護士と共に裁判所に出向く必要があります。免責審尋が終わり約1週間で、免責許可決定が裁判所から送付されます。その後1ヶ月経過することで、免責許可決定が法的に確定します。これで自己破産手続きは完了です。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

自己破産における免責審尋と注意点

 
 

自己破産手続きを弁護士に依頼した場合、債務者が裁判所に出向かなければならないのは、免責審尋の日ということになります。免責審尋とは、裁判官との面接のようなものです。自己破産に関する話と簡単な質問が裁判官からされるので、それに答えて終了という形になります。時間にして10分から30分前後のことが多いようです。弁護士も同席しますので、ことさらに心配する必要はありませんが、必ず出席しなければならないということは覚えておいた方が良いでしょう。例え、どうしても外せない仕事があったとしても、勝手に欠席すると裁判官の心証が悪くなる可能性があります。

 
 

自己破産における陳述書と記入上の注意点

 
 

自己破産にあたって用意しなければならない書類の1つに陳述書(反省文)があります。陳述書(反省文)とは、自己破産せざるを得ない状況に至るまでの経緯を、時系列毎にまとめて記載する書面のことです。一般的には、裁判所によって定形の書式が準備されていて、その指示に従って項目にチェックを入れたり、内容を記載する形になっています。その中に「破産申し立てに至った事情」という項目があり、これは破産申し立てに関する書類のうち、最も重要と位置付けられるほどに大切な項目です。
 
 

「破産申し立てに至った事情」には、借金をし始めてから自己破産申し立てに至るまでの生活状況の変遷を、作文形式で書きます。主にここを見て裁判官は、「債務者が反省しているかどうか」、「免責を認めたとして同じようなことを繰り返さないかどうか」を判断します。自己破産について真剣に捉えて反省し、嘘いつわりなく本当のことを記載することが大切です。

 
 

自己破産の手続きは大変なことも多い!専門家への相談も検討しよう

 
 

 
 

自己破産を申し立てるためには陳述書(反省文)など、様々な種類の書類を準備することになります。さらに、裁判所に出向いて免責審尋を受けることも必要です。このような手続きに慣れていない債務者にとっては、どう対応すれば良いのか分からない部分が多いでしょう。経験が豊富な弁護士に依頼することで、これら面倒な手続きもスムーズに進みます。一度相談してみてはいかがでしょうか。

 
 

 
 

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