借金返済方法のひとつ元金返済とは

借金返済方法のひとつ元金返済とは

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2018.09.22

住宅や自家用車を購入する際、あるいは日々の買い物をクレジットカードを使用して行う場合など、借り入れを利用する人は多くいるでしょう。これらはすべて借金にあたり、必ず返済しなければなりません。借金の返済に関しては、月々の返済額や返済期間を気にする人は多いですが、返済方法について気にする人はあまり多くないです。借金の返済方法のひとつである、元金返済について紹介します。

借り入れの返済方法と元金返済

クレジットカードを使って買い物をする場合に発生するカードローンや借り入れをした場合のキャッシングに始まり、住宅を購入した場合に契約する住宅ローン、あるいは企業運営の資金調達のための金融機関からの借り入れなど、様々な理由によって借り入れをします。このような借金は、契約内容により異なりますが、おおよその場合は月々返済しなければなりません。この際、金融機関に支払うお金は、元金と利息とに分けることが可能です。

元金とは、借り入れたお金のことであり、これが返済にあたります。そして、利息とは借金に対して支払われる一定の利率の対価のことです。元金返済とは、月々支払う返済額のうち、元金の返済にあたる部分のことです。元金返済額とは、その金額のことを言います。利息の割合である金利は、どれだけの借金をどのような形で借り入れたかにより上限が決まっています。毎月借金を返済をしていたとしても、その返済額のうちどのような割合で元金と利息が支払われているかを把握している人が多くありません。この返済額の内訳により返済期間も異なってくるので注意が必要です。

カードローンなどの日常生活における借金の返済方法は、多くは元利定額返済(元利均等返済)といった方法がとられています。この元利定額返済とは、毎月の返済額が同じ額になるような返済方法のことです。これとは異なる返済方法が元金均等返済となります。元金返済とも呼びます。元金返済とは、毎月返済していく返済額のうち、元金返済にあたる金額が同額で、これにプラスして利息の支払いを上乗せして支払う方法です。元利定額返済と元利返済とでは、それぞれメリット・デメリットがあり、経済状況などに合わせて選ぶことが勧められます。

元利返済のメリット・デメリット

元利定額返済とは、毎月の返済額が同額になる返済方法です。この返済方法のメリットは、月々の返済額が元金返済と利息も含めて同額となるので、返済計画が立てやすいことです。また、返済開始時の返済額を少なくすることもできます。反対にデメリットとして、返済開始当初は返済額に対する利息の割合が大きく、時間が経つにつれて元金の返済に充てられていくため、同じ借入金額ならば総返済額が高く、借入金残高の減りが遅くなりがちなことです。

元金返済とは、返済額のうち元金返済額が同じという返済方法です。この返済方法のメリットは、元金と利息を含めた返済額が、返済が進むにつれて少なくなり、同じ借入機関ならば、総返済額が少なくなるということでしょう。反対にデメリットは、返済を始めたころの返済額がもっとも高いため、返済当初の負担が大きくなることです。合わせて必要となる収入も高くなります。

この返済方法のどちらが良いかは、経済状況によるので一概に言えません。いずれを選ぶかは、返済期間や返済金額をシュミレーションすることでわかりやすくなります。計算は非常に煩雑になるため、元金返済シュミレーションなどを活用すると、簡単にできて非常に便利です。元金返済シュミレーションは、借り入れを行った銀行などの金融機関窓口やサイト上で行うことができます。

返済計画に役立つ元金返済措置

借り入れをする際には、どのように返済を進めていくのかといった返済計画を立てるものです。返済計画は、必ずしも元金と金利を同時に支払っていくように立てるものばかりではありません。また、立てた返済計画が滞りなく完了するとも限りません。経済状況によっては難しいと感じる場合も多いです。そのような際に役立つものが、返済を手助けする救済措置です。
元金返済措置や元金据置措置などがあり、元金返済猶予を設けて借金返済によって生活が困窮してしまわないように、ひいては返済が滞らないようにします。この措置は、返済開始当初は金利の支払いのみを行い、元金の返済を後々から行っていくという方法です。元金が減らないので、借金残高は減りませんが、返済の負担が軽減されます。この救済措置を受けるためには、返済が滞る前にあらかじめ金融機関と相談することが重要です。

元金返済猶予の重要性

元金返済措置・元金据置措置などにおいて、元金返済猶予を持たせることは、大きなメリットです。金融機関がこの期間を設けることには、目的があります。
個人的な借金の場合、住宅ローンや教育ローン、学資ローンなどで行われます。ある程度の負担が少なくなってから、本格的な返済が始まるので安定した生活を送ることができる点でメリットです。

この措置は、企業経営における融資の返済においても適用され、非常に大きな目的があります。経営状況が厳しく返済が大きな負担となっている場合、元金据置などといった措置をとっても根本的な解決にはなりません。しかし、元金返済猶予期間を設けることで、返済計画を見直すことや、負担の減った状況で事業計画を練り直すことも可能となります。経営状況を立て直すための期間を作り、借金の返済を完了させることが目的です。

借金返済で重要な元金の返済

借金を返済するうえで重要なことは、元金を返済することです。元金を返済しなければ、金利をいくら払い続けても借金はなくなりません。借金の返済に滞った場合には、救済措置もあります。どれだけの元金返済額で返済をしていくのか、どれだけの期間をかけて返済を続けていくのか、元金返済シュミレーションを活用して、返済計画をうまく立ててください。

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