元利均等払いとその計算方法

元利均等払いとその計算方法

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2018.09.26

大きな買い物をする必要があった場合や企業を経営していくうえで資金が必要になった場合など、様々な理由や目的により借金をすることとなります。この借金をした場合、必ずしなければならないことが返済です。一口に借金返済といっても、様々な支払い方があり、その返済方法により、返済期間や総支払額も変わります。返済方法のひとつである元利均等払いについて説明します。

借金をした場合に支払うべきもの

キャッシングやカードローンをはじめとして、住宅ローン、学資ローン、そして金融機関からの融資など、様々な借り入れ方法があります。しかし、金融機関から借り入れをした場合に返済しなければならないことは共通しています。借金の返済は、月々決まった金額を支払うことが通常ですが、その支払い内容を細かく考えている人はあまり多くありません。借金をした場合に金融機関に支払うお金は、大きく分けて元金の返済と利息の支払いに分けることが可能です。

元金とは、借り入れたお金のことであり、最初に金融機関から受け取った金額になります。一方で利息とは、借金に対して一定の割合で支払われる対価のことであり、どのような借金をして、どの程度の金額、どれだけの返済期間とするかにより総支払金額が変わります。借金の返済は、この両方を支払うことにより成り立っているのですが、元金を返済しきらなければ、借金返済は終わりません。そして、返済額のうちいくらが元金返済に割り当てられているのか、どのような割合で元金と利息を支払っていくかは、総支払額や経済的な負担を考えるうえで非常に重要な問題となってきます。

元利均等払いとは

借金の返済方法は、大きく分けると元利均等払いと元金均等払いとの二通りに分けることができます。
元利均等払いとは、毎月返済のために支払う返済額が一定となる支払い方法のことです。その月の借入残高によって約定返済額が変わっていき、返済額のうちいくらが元金返済に割り当てられていくかも、月々変わっていきます。例えば、毎月4000円の返済をすると決めた場合、元金2500円と利息1500円の合わせて4000円を支払うのが元利均等払いです。

返済を始めた内は返済額に対する利息の割合が大きく、時間が経つにつれて元金返済に充てられる金額が大きくなります。元利均等払いは、返済額が月々決まっており一定なので、返済計画が立てやすいというメリットがあります。また、返済開始時の返済金額を少なくすることができることもメリットですが、借入金残高の減りが遅く、同じ返済期間ならば総支払額が高くなるということはデメリットです。繰り上げ返済を活用しながら元金を積極的に減らすと、返済期間・総支払額が少なくなります。クレジットカードローンや住宅ローンの支払いの多くは、元利均等払いです。

元金均等払いとは、毎月支払う返済額のうち、元金の返済額が一定となり支払方法のことです。元金の支払額は毎月一定であり、利息を上乗せして支払っていくことになるので、返済額は毎月変わります。例えば、毎月4000円の返済をすると決めた場合、元金4000円を支払い、プラス利息を支払うことになるのが元金均等払いです。この支払方法は、返済を始めたころから元金の返済を多く行っているため、返済が進むにつれて返済金額が少なくなっていくメリットがあります。また、元金の減少が早く、返済期間や総返済額が少なく済むこともメリットです。反対に、返済を開始したばかりのころの支払額が最も高くなり、経済的な負担が大きいということはデメリットにあたります。

返済のシュミレーションと計算方法

借金の返済方法は、二つに分けられ、どちらを選ぶかによって生活状況が異なってきます。借金の返済を、生活や経英状況を悪影響を与えるほどではないように行っていくために、どちらを選ぶかは重要な問題です。さらに、借金返済が完了するまでに支払う総支払金額や元本返済の経過、金利との関係なども気になるところです。これらを知るためには、しっかりとシミュレーションをして計算していくことが必要になります。具体的な計算方法は金融機関に任せることができますが、仕組みを知っていれば自分で計算することも可能です。今回は元利均等払いの計算について紹介します。

元利均等払い シュミレーションは、借入金の金額と利率、そして返済回数(返済年数)によってできます。元利均等払い 計算方法は、これらをもとにして数学の等比数列を利用して求めることが可能です。元利均等払い計算式は少し複雑になります。
毎月の返済額は、借入金額に利率、1と利率を足して返済回数で累乗したものを掛けていったものを、利率に1を足したものを返済回数で累乗し、1を引いたもので割ることで求められます。なお利率は月利です。
毎月の返済額ではなく、毎年の返済額を求めたいならば、利率を年利、返済回数を年数に変えると求めることができます。
これらの計算は、計算機を使って求めることも、パソコンの表計算機能を使って求めることも可能です。

計算方法の細かな調整

元利均等払い計算式で計算を行うことでシュミレーションをすることができますが、金利は一定にするか年によって変えるかによって変わるうえに、1年は月の日数も一定ではなく、うるう年なども含まれています。そのため、必ずしも正確な値が計算できるとは限りません。どの程度の差ならば許容することができるのかを知っておくことも必要です。
一般の人が計算するならば、おおまかに把握することができれば問題ありません。そのため、月の日数やうるう年などの細かな部分は無視してかまわないでしょう。また、金利に関しても、1,2%程度の差ならば、大きな差は生まれないので気にしなくても問題ありません。しかし、金利が7%などと高くなり、返済期間も数十年と長くなるならば、計算結果に大きな差が出てくるので、あまり参考にできなくなります。

元利均等払いの返済をするなら

ローンなどの借金をした場合、多くが元利均等払いという方法で返済をしていくことになります。毎月の返済額が一定となり、返済計画が立てやすい返済方法ですが、ローンを組む前にどのような返済になるのかをシミュレーションすることも大切です。金融機関窓口や計算式より求めることができます。事前にしっかりとシミュレーションをして、無理のない返済計画を立ててください。

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