借金生活が中長期化している方々に向き合っていただきたい現状と脱出方法について

借金生活が中長期化している方々に向き合っていただきたい現状と脱出方法について

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2018.09.22

借金生活が長くなればそれだけ、当事者の心身の状態への弊害だけでなく、家族が間接的に被るリスクやデメリットが膨らんでしまう、いわゆる悪循環が無視できません。経済的に債権者や家族に依存し続ける生活を、いつまでも続けることは現実的に不可能であり、たとえば生活保護を一時的に受けるなど、自らの経済生活を立て直すうえで、活用可能な公的支援などを確実に利用しつつ、早急な現状脱出を試みる努力が望まれます。

まずは借金生活に陥った原因と経緯との自問自答から

自ら望んで借金生活を選択実行する人は、通常では考えられず、そこには当事者としては望まざる、何らかの原因や理由が存在しています。それが自身の責任による自業自得なのか、あるいは不運にも何らかの外因的要因による弊害の結果なのか、まずは勇気を出して、現状に至った原因と経緯と向き合う姿勢が重要です。

それでも慢性化した借金生活の現実は否定できません。背負った借金は返さねばならず、家族にいつまでも援助を求め続けることはできず、援助する側の日常生活が経済的にひっ迫してしまえば、最悪の事態である「共倒れ」も懸念されるのが、経済社会の厳しい現実です。

その理由が仮に自身の散財であれば、速やかに生活態度を改め、無用な出費を可能な限り抑制することで、借金生活の脱却の基礎を固めることが可能です。心身の健康面に問題なく、単に労働意欲の欠如から、家族の援助に甘えてしまった結果であれば、勇気を持って家族と相談のうえ、然るべきカウンセリングを受けるなど、何らかのアクションを起こすべきです。

ただし自身ではどうしようもなく、労働で外貨を稼ぐことができない、健康面その他の理由から、借金生活を「強いられてしまう」ケースも少なくありません。こうした状況では、どれだけ当事者が心の中で状況改善を願おうとも、早急に収入につなげることは実質困難です。そこでぜひ視野に入れていただきたいのが、経済面の公的支援の活用であり、まずはそのシステムに関する正しい知識を、当事者だけでなく、家族を含めた関係者一同で、正しく理解する作業が求められます。

この公的支援制度を誤解した、一部の風評や無責任な囁きに対し、活用を躊躇する必要はありません。あくまで相互扶助の価値観に基づいた支援制度であり、利用者が税金の納付を通じ、支える立場となるシステム、それが生活保護なのです。

生活保護を活用しつつライフプランの立て直しを図るメリット

生活保護という四文字は、とりわけ自立心の強い方々からすれば、どれだけ自らが困窮しようとも「自身は世話になりたくない」「本当に必要な人が活用すべき制度」との印象が強いかもしれません。ですがこの制度は、国税という貴重な財源を用い、私たち国民の最低限の健全な経済生活を守る、法に基づいた経済的支援です。この制度を必要最低限だけ活用しつつ、焦らず着実に、再び自らが労働で得た対価で経済生活を送ることができる環境を、結果的に整えるための「制度」でもあるのです。

何より生活保護は、単に収入が無い、あるいは通常の日常生活を過ごすには、極端に不足していること「だけ」を証明すれば、万人に支給される給付金ではありません。そこにはいくつもの審査基準が存在しており、家族が支援を続けることで、家族の経済生活までもが破綻してしまう、あるいは家族にその経済的余裕が見当たらないと確認されなければ、保護を受けることは叶いません。だからこそ本当に借金生活で困窮した際には、まずは臆することなく、生活保護の相談窓口に足を運ぶ、もしくは問い合わせる「勇気」が望まれるのです。

また生活保護は、日常生活に最低限必要な収入の確保が困難な人も、受給可能なシステムです。健康上の理由からフルタイムの勤務が難しいなど、結果的に独力での経済的自活ができない方々は少なくありません。そしてこの事実を知らぬまま、家族の援助に頼り続けている方々もまた、潜在的に少なくないと推察されます。生活保護は受給申請者が置かれた個々の立場に対し、不足している金額分だけを受給しており、こうした形で活用されている方も少なくありません。

たとえばそれまで元気に働いていたところ、予期せぬ怪我や病気でそれが継続不可となった場合など、自らのライフプランを立て直すうえでの「ワンポイントの経済的援助」として、このシステムを活用することも、十分可能です。金融業者からの借り入れに頼り過ぎてしまい、自転車操業から債務整理が必要な状況に追い込まれてしまった方々には、生活保護という公的支援の活用を、ぜひ冷静に視野に入れてみて下さい。然るべき専門家に相談のうえ、借金生活をクリアにし、あらためて続きの人生を再スタートするためにも、そして家族に経済的負担をかけ続けないためにも、ぜひ対峙してもらいたい借金生活からの脱出法のひとつです。

自身の借金生活が家族に及ぼす弊害を回避すべくの生活保護の活用を

当事者にとってはやむを得ずの借金生活が、結果として家族に対し、多くな弊害を届けて続けている現実が見過せません。ここで現状からの脱出法のひとつとしてあげられるのが、生活保護制度の活用です。給付金で日常生活を維持しつつ、未来に向けてのライフプランを冷静かつ厳しく見据え、経済社会における自身と家族の生活を立て直すべく、誰もが活用できる経済的支援、それが生活保護なのです。

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